転職で全然年収が上がらない。
年収アップに成功した人はどこが違うんだろう?
誰も一度は考えたことがあるであろう「転職」。
理系の転職は文系に比べて難しいと聞いたことがある人も多いと思います。
実際、理系の私たぬよも4回転職してきましたが難しさを感じることが何度もありました。
同じ理系なのに転職で年収が全く上がらない私と、転職で年収を着実にアップしている夫を比較して
理系の転職がうまくいく秘訣について考察しました。
この記事を読むと、理系の転職を成功させるのに必要なことがわかります。
転職を考えているあなたも、ぜひ参考にしてくださいね!
理系の転職は難しいと言われる理由
なぜ理系の転職は難しいと言われるのでしょうか?
その理由は以下の3つに集約されます。
理系の転職が難しいと言われる理由
❶希望の求人を見つけづらいから
❷年収の交渉が上手くない人が多いから
❸周りで転職している人が少ないから
理由①:希望の求人を見つけづらいから
理系の転職が難しい理由の1つ目は、希望の求人を見つけづらいからです。
転職エージェントに登録する時に「求人多数!」と書いてあっても、自分の応募できる条件で絞っていくと求人数がグッと少なくなりますよね。
希望する条件となると更に少なくなって、私もここで転職を諦めかけたことがあります。
転職するにあたって希望の求人が見つかりづらいというのは致命的ですよね…。
特別な理由がない限り、焦って転職せずに戦略を立てて転職に取り組むようにしましょう。
理由②:年収の交渉が上手くない人が多いから
理系の転職が難しい理由の2つ目は、年収の交渉が上手くない人が多いからです。
「転職が上手くいく=年収アップ」と考える人だけではないと思いますが、転職が上手くいった1つの指標としては年収アップがあると思います。
私は「転職が上手くいく=やりたい仕事をする」という考え方だったので、年収には特にこだわらないで転職したのですが、下記の2つのことに気がつきました。
・多少の不満も収入がある程度あれば我慢できること
・もし次に転職する場合には今の年収が基準になるので、
一度年収が下がってしまうと急に年収をアップしたいというのは難しくなること
好きな仕事を好きでいるためにも、年収が増えるに越したことはありませんよね。
また、特に食品業界の開発職などは人気職種なので、恐れずに言うなら「やりがい搾取」気味の企業があることも否めません。
下記は理系文系問わずの年収交渉実施率ですが、そもそも交渉をする人は3割程度です。
マイナビニュース「直近3カ月以内の転職者、約3割が年収交渉「経験あり」 – 提示額よりもアップした割合は?」
ちなみに年収アップに成功している旦那は、最初から交渉を見越した希望年収を記載しているとのことです。応募の時点から年収は交渉する前提でいると。
年収交渉と聞いて、私なんて震え上がってしまうタイプなのですが、大抵の場合は直接交渉するのは転職エージェントさんなので、まず相談してみるのが良いかもしれません。
そのためにも信頼できる転職エージェントを選ぶようにしましょう。
理由③:周りで転職している人が少ないから
理系の転職が難しい理由の3つ目は、周りで転職している人が少ないからです。
システムエンジニアなどは転職者も多いようですが、研究職や技術職といった職種になると転職者は少なくなってくるので、インターネット上でも情報が少ないと感じることが多いです。
大学の頃の友達と言っても、業界やスキルが違うと状況が全然違ったりして相談しても…なんて状況もあったりしますよね。
ちなみに同じ会社に営業職の人がいる場合、業界の情報を持っている場合が多いです。
私が食品業界にいた時はその情報のおかげで、ブラック企業に入らずにすみました。
転職したいと相談するのは難しくても、「友達がこの業界に入りたいらしいんだけど…」「〇〇って会社の評判聞いたことあります?」のように少しずつ情報を集めると良いでしょう。
難しい理系の転職を成功させる方法
では、難しいと言われる理系の転職を成功させるにはどうすればよいのでしょうか?
その方法は以下の3つです。
理系の転職を成功させる方法
❶中長期的視点で転職活動をする
❷信頼できる情報を集める
❸なぜ、何のために転職したいかをハッキリさせる
方法①:中長期的視点で転職活動をする
理系の求人が少ないとはいえ、求人が全くないわけではありません。希望の求人が見つかるまで転職活動を中長期的に捉えることが大切です。
自分の市場価値を知るという意味でもエージェントに登録しておくというのも1つの手です。
そこで自分の希望の求人が出るのをじっくり待つ気持ちで、焦らず転職活動をするのが成功への近道です。
ちなみに転職成功した旦那は、転職した後でもエージェントから求人情報をもらっています。
どの業界でどんな求人があるかという情報収集にもなりますし、
いつでも転職できるという心の余裕を持って、強気に仕事できるそうです。
ヘボ履歴よわメンタルの私には考えられないですが…。
方法②:信頼できる情報を集める
高い専門性が問われる理系の転職は、同じ業界内で転職する場合も多いです。
信頼できる人から企業の情報を集めることで、より自分の希望にマッチする企業に入社できる可能性が高まります。
日頃から業界について情報収集しておくのも良いでしょう。
転職会議などの口コミ情報も参考になりますが、辞めた人が書いていること、またどんな人が書いているか分からないことから、全て鵜呑みにするのは辞めましょう。
また、転職エージェントに相談することもできますが、基本的にエージェント側は私たちに転職してほしいので、企業の悪い評判はあまり言わないと思います。
質問を工夫したり、信頼するエージェントと契約することが大切です。
方法③:なぜ、何のために転職したいかをハッキリさせる
当たり前のことだと思われるかもしれませんが、転職活動が長くなるとメンタルを保つことが大切になってきます。
履歴書や職務経歴書などを作るのだって労力がいる作業になります。それを頑張れるだけの転職に対する情熱を保つために、なぜ転職したいかをハッキリさせておきましょう。
理系は理論的な思考が得意な人が多いですが、「自分はどうしたいか?」など感情的な思考がおざなりになっている人も多いです。
自分では自分の感情を理解しているつもりでも、
・大企業の方が周りから見られた時に体裁が良い
・これまで積み上げたスキルを手放すのは勿体無い
など、「自分がどう思うか」ではなく「周りがどう思うか」で考えるクセがついている人が多いのです。
そのまま転職してしまうと、良い条件で転職はしたけど何となくしっくりこない…といった状況になりがちです。
自分の感情を出す練習には、モーニングノートと呼ばれる手法がオススメですが、
まずは「なぜ転職したいのか」「何のために転職したいのか」とノートに書き出してみると良いでしょう。
ノートに書き出すという行為は、考えるスピードを落とすことで情報をより整理しやすくなるという利点があります。考えるだけではなく、ぜひノートに書き出してみてくださいね。
まとめ
今回は、理系の転職が難しい理由と、転職を成功させる方法について解説しました。
理系の転職が難しいと言われるのは、以下の3つが理由です。
❶希望の求人を見つけづらいから
❷年収の交渉が上手くない人が多いから
❸周りで転職している人が少ないから
そんな理系の転職を成功させるには焦らず転職活動し、信頼できる情報を集め、何のために転職したいかをハッキリさせることが必要です。
あなたの転職にこの記事が参考になれば幸いです!